新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、大都市圏に拠点を置く企業の地方への事業展開や副業・兼業の機運が高まる中、吉野町ではリモートワーク可能な環境が整ったサテライトオフィス等の充実を図ることにより、クリエイティブ人材を中心としたリモートワーカーの誘致を促進し、町内の産業振興、雇用の拡大、関係人口・定住人口の創出拡大に取り組んでいます。
吉野町は奈良県中部に位置する町で、町の中心には吉野川が流れ、町域の一部は吉野熊野国立公園、吉野川・津風呂県立自然公園に指定されています。
春になるとシロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が咲く吉野山は桜の名所として全国的にも有名です。 吉野山地から切り出される吉野杉・桧の集散地としても発展し、全国的に銘木吉野材を供給してきました。 また、国栖の里では伝承し続けてきた、紙漉き・割り箸・木工の「ものづくり」が今も盛んです。
「吉野」は、古くは古事記、日本書紀、万葉集にも記述があり、歴史の大きな舞台にも幾たびか姿を現してきました。
後に天武天皇となった大海人皇子が壬申の乱の前に吉野に身を潜め、平家を討った源義経が兄頼朝に追われて吉野に逃げ込み、北条幕府を倒して建武の中興を遂げた後醍醐天皇が南朝の拠点として選んだのも吉野です。
吉野町は奈良県のほぼ中央に位置し、吉野郡の北部にあって、町の中央部を東から西に吉野川が流れています。北に大和平野をひかえ、北部の竜門山地と南部の吉野山地などに囲まれた、水と緑に恵まれた自然豊かなまちです。
吉野山の桜をはじめ、四季折々の自然の変化を感じながら暮らすことができます。豊かな自然環境の中でゆとりある人との触れ合いやゆっくりとした時間を過ごすことで豊かさを感じられる暮らしが吉野町にはあります。
木材関連産業を中心に産業が維持・継承され、発展しています。吉野町は次代を担う人材の確保・育成にも取り組んでおり、町役場などで仕事探しに関するさまざまな相談をすることができます。
最高級の材質を誇る吉野杉・桧は、恵まれた気候風土と卓越した伝統的な集約技術によって育てられ、古くから良質材としてその名を知られてきました。豊かな自然の恵みと先人たちの叡智によって生み出されてきた吉野材を大切に手塩にかけて育てる林業、高級建築材として加工する製材業、その端々までを利用する製箸業などの木材関連産業が町の基幹産業となっています。また、観光・行楽の「吉野」として知られ、、観光産業が地域経済を活性化させる産業となっています。
大和には日本国家の起源があるといわれ、吉野には杉・桧の人工林の起源があり、林業の地としては400年以上の歴史があります。この歴史の中で、吉野の先人たちが研究の集積によって創造され、人工林育成技術等日本の林業の基礎を築いてきたといっても過言ではありません。
長年にわたり先人が育ててきた人工植林と高い製材技術による「吉野杉」「吉野檜」の吉野材ブランドは全国的に知られています。自然環境問題についても積極的に取り組みながら、資源の有効活用に取り組んでいます。杉・桧など各種原木丸太を売買する原木市場ではセリ売りの原木市も開催されています。
「修験の聖地」「世界遺産」「万葉の歴史」「桜」「紅葉」など豊かな観光資源を持つ吉野町では観光は本町の基幹産業の一つです。アフターコロナの変化への対応も含めた戦略的な観光振興を目指し、「観光」に関わる起業を応援・支援する施策づくりにも取り組んでいます。
2022年4月に大和上市エリアにサテライトオフィスとして利用可能がコワーキングスペース「YOSHINO GATEWAY」がオープンします。ご利用いただくことを想定しております。
奈良県吉野郡吉野町上市254-1
YOSHINO GATEWAYを古代から吉野は、「古事記」や「万葉集」「日本書紀」にも記述があり、幾度となく歴史の表舞台に登場するなど、歴史・文化に恵まれたまちです。清流吉野川や宮滝遺跡、吉野山の桜、世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」などに代表される豊かな自然や長い歴史の中で伝えられてきた歴史文化資源があります。また、それらを体験するために訪れる人たちをおもてなしする魅力的な宿や施設が多くあります。
大台ケ原から発し、深い渕や早瀬とさまを変えながら町を流れる清流。姿も味もよい桜鮎で有名です。解禁になると釣り人の姿があちこちに見られます。杉や桧が集積された貯木場として発展した吉野川沿いでは、多くの製材所が建ち並んでいます。
吉野山は全国的に桜の名所として有名で、毎年4月の上旬から中旬にかけて3万本ともいわれるシロヤマザクラが豪華絢爛に咲きみだれ、「日本一と桜」とも言われています。また、吉野は修験道の発祥の地とされ、吉野山のシンボルである金峯山寺は修験道の根本道場です。
一級河川・紀の川水系の津風呂川をせきとめて造られた周囲32km、広さ150haの灌漑用ダムや湖では、ボート遊び、魚釣り又、湖畔でハイキング、サイクリング、温泉も楽しめます。湖面に映る景色も美しさも魅力の観光スポットとして老若男女問わず人気です。
吉野町の東の端に位置する国栖(くず)は、清流吉野川と高見川が合流する地域周辺に、吉野材の端材を有効活用した吉野割箸を生産する工場が集まっています。また、この地は古来より紙漉きの里として知られており、日本の伝統が息づくものづくりの里として知られています。
吉野川の上流にあり、巨岩奇岩が両岸に迫り、瀬と淵が交錯する景勝地である。また、天武天皇・持統天皇がしばしば訪れた吉野離宮の跡と推定されている。付近から縄文時代以降の遺構・遺品が出土しており、飛鳥時代から奈良時代にかけてあったとされる吉野宮の跡と考えられ、太古のロマンに想いを馳せる人々を魅了しています。
吉野町には旅館や宿坊、民宿、ゲストハウスなど、様々な宿泊施設があります。観光やレジャー、仕事、ワーケーションなどの目的に応じて宿泊施設を選ぶ楽しさがあります。
一般社団法人町内で製造業、情報通信技術利用事業もしくは旅館業(下宿営業を除く)の事業の用に供する資産を新設又は増設した事業者
下記の減価償却資産の新設又は増設に係る取得額の合計が2,700万円を超える者
・建物及びその附属設備
・構築物
・機械及び装置
・船舶
・航空機
・車両及び運搬具
・工具、器具及び備品
町内で製造業、旅館業、農林水産物等販売業、情報サービス業等
機械・装置、建物・附属設備、構築物の減価償却資産を取得した事業
町内に事業所を新設、増設、移転する企業等
該当する税目の前年度の課税額の5分の1に相当する額を助成
町内で起業する際に必要な施設・設備の整備、その他経費の一部を助成
補助金:最大50万円(補助率1/3)・起業の活動拠点が本町域内にあること ・事業完了時に町内に住所を有する者または、町内に本店を有する法人
・ 商品の試作又は実験販売等に要する経費
・ 施設、設備の整備に要する経費(備品については、1個5万円以上のものが購入対象)
・ 市場調査、研修、視察等事前調査に直接要する経費
・ 事業経営計画書等の作成に要する経費など
※「企業立地優遇制度」・「空き家バンク制度・起業支援の」詳細については、吉野町役場 政策戦略課までお問い合わせください。